ころんの点数修行

点数早見表の見方と覚え方|麻雀の点数計算

「あがった!…けど、これって何点だっけ?」。麻雀をおぼえたてのころ、いちばん時間がかかるのがこの点数の計算だよね。符(ふ)を数えて、翻(ハン)をかぞえて、かけ算して…と、毎回いちからやっていたら、対局のテンポもガタガタになってしまいます。

でも大丈夫。じつは多くの人は、点数をその場で計算していません。よく出る点数を「早見表(はやみひょう)」で覚えているだけなんです。この記事では、ころんといっしょに点数早見表の見方と覚え方を、子(こ)・親(おや)の表つきでやさしく見ていきます。表が「読める」ようになれば、点数計算は一気にラクになるよ。

点数早見表のしくみ「符(たて)× 翻(よこ)」

まず大前提から。麻雀の点数は、ざっくり言うと「符(ふ) × 翻(ハン)」の組み合わせで決まります。だから早見表も、この2つを軸(じく)にして作られているんです。

ふつうの点数早見表は、たて軸に「符」、よこ軸に「翻」をならべた、マス目のような形になっています。自分の手の「符」と「翻」がわかれば、その交差(こうさ)するマスを見るだけで点数が出る、という仕組みだよ。

  • 符(たて)…20符・25符・30符・40符・50符・60符 とならぶ
  • 翻(よこ)…1翻・2翻・3翻・4翻 とならぶ

逆に言うと、符と翻がわからないと早見表は使えません。ここがあやしい人は、さきに「符の数え方」「はじめての点数計算:まずは翻(ハン)から」を読んでおくと、この先がグッとわかりやすくなるよ。

子(こ)のロン点数 早見表

まずは子(こ)、つまり親(おや)ではないプレイヤーがロンであがったときの点数表です。麻雀で出てくる回数がいちばん多いのがこの「子のロン」なので、最優先で目を通してほしいところ。

符 \ 翻

1翻

2翻

3翻

4翻

20符

25符

1600

3200

6400

30符

1000

2000

3900

7700

40符

1300

2600

5200

8000(満貫)

50符

1600

3200

6400

8000(満貫)

60符

2000

3900

7700

8000(満貫)

表の見方はカンタン。たとえば「30符4翻の子ロン」なら、たての30符とよこの4翻がぶつかるマスを見て7700点。「40符3翻」なら5200点だね。

いくつか補足だよ。20符はロンでは成立しないので「−」にしてあります(20符はピンフツモなど特別なときの符)。25符は七対子(チートイツ)専用の符で、七対子は2翻以上からなので1翻の欄はありません。また30符4翻の770060符3翻の7700は、ルールによっては切り上げて満貫8000としてあつかうことがあります(あとで説明するよ)。

親(おや)のロン点数 早見表

つぎは親(おや)がロンであがったときの表。親の点数は、じつは子のおよそ1.5倍になるように作られています。だから子の表を覚えていれば、親は「1.5倍」と思えばだいたい出せるよ。

符 \ 翻

1翻

2翻

3翻

4翻

20符

25符

2400

4800

9600

30符

1500

2900

5800

11600

40符

2000

3900

7700

12000(満貫)

50符

2400

4800

9600

12000(満貫)

60符

2900

5800

11600

12000(満貫)

子とおなじく、20符ロンはなし、25符は2翻から。数字が半端(はんぱ)に見えるのは、子の1.5倍にして100点の位で切り上げているから。たとえば子の30符2翻2000点 → 親は×1.5=3000点…ではなく、実際は2900点のように、計算のもとになる点(基本点)を1.5倍して切り上げるので、こういう数字になるんだ。細かい仕組みはさておき、まずは「親=子のだいたい1.5倍」とおぼえておけばOKだよ。

ツモのときの読み方

ここまでの早見表は、すべてロンであがったときの点数です。じゃあツモのときはどう読むの?というと、ツモは「相手3人からわけて受け取る」ぶん、表示のしかたが変わります。

たとえば子の30符4翻ツモなら「2000/3900」のように書かれ、これは「親から3900点、子2人からそれぞれ2000点ずつ」という意味。合計は 3900+2000+2000=7900点で、ロンの7700点とだいたい同じくらいになります。

ツモの分配は少しややこしいので、この記事では「早見表は基本ロン点。ツモは分配して受け取ると読みかえる」とだけおぼえておけば十分だよ。ツモの点数の出し方は、また別の記事でじっくり見ていこうね。

丸暗記しない! 早見表の覚え方のコツ

「このマス全部おぼえるの…?」と思ったかもしれないけど、安心して。早見表はぜんぶ丸暗記する必要はありません。コツをつかめば、覚える量はグッと減らせるよ。

コツ1:翻が1つ増えると点数は「約2倍」

表をたて…じゃなくてよこに見てみて。おなじ符の行を左から右へたどると、点数がだいたい2倍ずつ増えていくのがわかるはず。

  • 子・30符:1000 → 2000 → 3900 → 7700
  • 子・40符:1300 → 2600 → 5200 →(満貫8000)

「翻が1つ上がると点数は約2倍」。この感覚があれば、1翻の点さえ覚えておけば、2翻・3翻はかけ算でだいたい出せてしまうんだ。

コツ2:よく出る「30符・40符」だけ先に覚える

実戦であらわれる符は、じつは30符と40符に集中します。だからまずはこの2つの行の点数だけを、優先して頭に入れよう。とくに30符(1000/2000/3900/7700)は登場回数No.1なので、ここは最初に覚える価値が大きいよ。

コツ3:満貫のラインを先に覚える

点数の上限のひとつ満貫(マンガン)は、符に関係なく子8000点・親12000点で固定。「4翻・5翻あたりまでいくと満貫」というゴールが見えていると、途中の数字も覚えやすくなるよ。ころんのおすすめは「①30符の1列 → ②満貫の値 → ③あとは約2倍でつなぐ」の順で覚えること🌰

切り上げ満貫(ルール差に注意)

表のところで少しふれた、30符4翻(7700)60符3翻(7700)の話。これらは点数がとても満貫8000点に近いため、ルールによっては切り上げて満貫としてあつかうことがあります。これを「切り上げ満貫(きりあげマンガン)」と呼ぶよ。

これは流派やお店・アプリによってあり/なしが分かれるルールです。たとえばMリーグや多くのネット麻雀アプリでは「あり」プロの公式戦などでは「なし(7700/11600)」が主流だよ。だから、

  • 切り上げ満貫ありのルール:30符4翻=8000点(満貫)
  • 切り上げ満貫なしのルール:30符4翻=7700点

のように、同じ手でも点数が変わることがあるんだ。あそぶ前に「切り上げ満貫はあり?」と決めておくとトラブルがなくてスムーズだよ。この記事の表は、基本の計算どおり7700点で書いてあります。

まとめ

点数早見表は、「符(たて)× 翻(よこ)」の交差するマスを見るだけのシンプルな道具です。ぜんぶ暗記しようとせず、①よく出る30符・40符 → ②満貫の値 → ③翻が1つ増えると約2倍、という順でつかめば、覚える量はぐっと減らせます。

とはいえ、早見表は「読めること」と「対局中にパッと出せること」の間に、けっこう大きな壁があります。点数計算は知識ではなく技能(ぎのう)なので、読んで分かった=実戦で数えられる、ではないんだ。だからこそ、覚える反復はレッスンでやるのが近道だよ。「ころんの点数修行」なら、早見表のよく出るパターンをゲーム感覚のドリルでくり返し、体にしみこませられます。よんで分かったら、つぎは実際にやってみよう🌰

よくある質問

早見表は全部暗記すべきですか?

いいえ。全部おぼえる必要はありません。まずは登場回数の多い30符・40符の行と、満貫(子8000・親12000)だけ覚えれば、実戦のほとんどはカバーできます。あとは「翻が1つ増えると約2倍」でつなげばOKです。

符がわからないと早見表は使えませんか?

そのとおりで、早見表は「符」と「翻」がわかってはじめて使えます。符があやしい人は、さきに符の数え方を読んでおくと、表がスッと使えるようになりますよ。

ツモのときはどう読めばいいですか?

早見表の点数は基本「ロン」の点です。ツモは相手3人から分けて受け取るので、「2000/3900」のように分配で表示されます。まずは「ツモは分けて受け取る」とだけ覚えておけば大丈夫です。

30符4翻はなぜ7700点と8000点で違うことがあるの?

これは切り上げ満貫というルールの有無による差です。ありのルールなら満貫あつかいで8000点、なしなら計算どおり7700点になります。あそぶ前に決めておきましょう。

親と子で点数が違うのはなぜですか?

親は子より有利な立場なので、あがったときの点数が子のおよそ1.5倍になるよう決められています。子の表を覚えて「1.5倍」と思えば、親の点数もだいたい出せます。

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